CINE21
見た後はやはりこのポスターの方を選んでしまった(^^)
88年に歌謡大賞を受賞し一世を風靡した伝説のロッカー、チェ・ゴン。いまや落ちぶれ、カフェで歌う仕事しか来ない。マネジャーのミンスが取って来た新しい仕事は数ヵ月後には統合される田舎町ヨンウォルでのDJだった。
気乗りがしないゴンは、左遷されてきたカンPDとも衝突ばかり。放送事故にもなりかねない状態が続いていた・・・。
冒頭で、設定20代(!)の二人が出てきて思わず噴出しそうになりましたが(失礼!)
笑いあり、泣かせどころありの、楽しくもあたたかい映画でした(^^)
パクチュンフンの落ちぶれたロッカーが意外に似合ってましたよ~。過去の栄光を引きずりながらプライドだけは高いゴンなんですけど、ミンスを全面的に信頼していて、拗ねたり焦ったりかわいい面も見せてくれます。それに、田舎のDJに乗り気でなかった彼なのに~地元の人たちとラジオを通しての会話がね、笑わせてくれるんです!受け答えが「ロッカー」なんですよ!そしてダテに長いこと芸能人やってないと思わせる相談の裁きっぷり(笑)後半復活子役ちゃんカン・サン君との放送は泣かせます。アツいわ~。ゴンは口数少ないんですけど、そのしぐさや表情に彼の心の内がじんわり出てるんです。ロッカーなんですよ(しつこい?)。
それから、ラジオの楽しさも思い出させてくれます。番組へのハガキがきっかけで皆が協力して恋を実らせてあげちゃうエピソード、ベタですけどこういうのってココロが温まります(^^)
そして46歳の設定と聞いて心底驚いたアン・ソンギ先生~(^^;)いえ、大丈夫です、でもその娘はちょっと幼すぎやしませんか(爆)ってのは余計なお世話ですね、すんません(^^;)
それは置いといて、うらぶれたマネジャーの哀愁の後姿が・・・さすがです。長年ゴンを支えてきた、そのさりげないマネジャーとしての身のこなしが、二人の絆を私たちに教えてくれます。
アンソンギ先生って、どんな役でも前に出すぎないさりげない演技で、でもその役は「アン・ソンギ」でなくてはならないんです。うまく言えないんですけれど。主役でも脇役でも、存在感がありながらも出過ぎないってすごいことじゃないでしょうか~。だってのり巻き売る姿も似合ってしまうんですよ?普通のオヤジとしてソウルの街に溶け込んじゃってますから。
そしてコスプレ好きのイーストリバーの皆さん、楽しすぎ!やっぱりバンドって良いですねぇ。
↑のサイトでMV見られますのでぜひ彼ら(ノーブレイン)の歌を聴いてください(^^)昨年のMKMFで乗ってきたトラックは映画に使った車と同じだったような。
そして帰宅後に速攻で確かめたのがこちら。見てる間気になって気になって・・・。
やっぱり監督だったんだ・・・(^^;)頭を叩くタイミングが絶妙(^^;)
去年に続いて2度目のシネマコリア。実は映画よりも楽しみにしていたのがAさんとの再会でした~。ご存知の方もいらっしゃると思いますがAさんとは
全く映画の好みが違うんですよ~。なのになぜか去年に引き続き今年もシネコリで見る映画が
同じ!これはもう奇跡と言って良いでしょう(笑)今年は「ラジオスター」が直前に決まらなければお会いできなかったんですから~。
1ヶ月遅れの七夕的再会は1年振り2度目だというのに会った瞬間から
喋り倒し(笑)開場時間に遅れてしまいました(^^;)Aさん本当にすいませ~ん(謝)どまつりで盛り上がる名古屋・栄にいながら外を覗くこともせず、いまどきの中学生事情から怒りのディナーショーまで(笑)バラエティに富んだネタで3時間ノンストップの楽しいひと時でした。
というわけで、来年もぜひ私たちを引き合わせるようなラインナップでお願いしたいシネコリです~。