はぁ~完走しました。たくさん泣きました・・・。
実は、ご近所の皆さんから絶賛されていただけに、最初からかなりテンション抑え目に見ていたんです(^^;)あまり大勢に「良いのよ~」といわれるとついつい斜に構えちゃうというか・・・。
かわいらしいチェギョンと氷の王子シン。まさにマンガの世界から抜け出してきたような2人にちょっとついていけなかったのも事実でした。しかし、間延びした延長部分を過ぎたあとにこんなに泣かされる事になろうとは。
23話で太皇太后がチェギョンと話をするシーン。今でもここ(宮廷)から出たいのかと尋ねられます。
あなたはまだ17歳。たくさん失敗もしますし、失敗をしなければならない年頃です。
それくらいの年頃に経験できることを多く経験しないと、良い年の取り方は出来ません。
大事なのは失敗を犯した事ではなく、その失敗を認め、、それを教訓にして進む勇気です。
私は単純に、これがドラマのテーマなのかと感じました。そうなのよ、彼らはまだ若い。
個人より皇室を守る事を教えられてきたシンは、自分の気持ちを率直に伝える術を知りませんでした。ヒョリンとは「似たもの同志」だから、言わなくても通じるものがあったのでしょうね。
チェギョンは今の高校生そのもの。家族が大事、そして自分の夢が大事。シンを好きになっても、相手の気持ちを思いやるほどの余裕はない・・・。
そんな2人のすれ違いは当然といえば当然だったのかもしれません。ユルに対して警戒心がなさ過ぎるのも、相手の気持ちを深く知ることが出来なかったから・・・。
親は未熟な子供たちを何とか成長させたくて厳しいことばかり言ってしまう・・・一呼吸おいてみるとわかる事もあるのにね。だからここは太皇太后の出番なんですよねぇ。
しかしこの後のキスシーンは濃厚すぎません??めちゃ恥ずかしくなっちゃいましたよ~。
太皇太后はこのあとユルにも話をしますよね。
17歳のあなたにはそれなしでは生きていけないと思うでしょうが、
あなたには27歳の人生も、37歳の人生もまだ残されています。
今は死ぬほどつらい事でも・・・。
ちょっとズレた見方だと自覚してます(^^;)
結局王子2人に入れ込むことはありませんでしたが、
自分の子供に対する接し方や、主人公たちの言動に対する自分のイライラ度(爆)など、
すべてが最後に解けた気がして、気持ちよく泣かせてもらいました。
後半皇太子にとっても肩入れしてしまうのは、皇太子として教育されながらもどこか大人になりきれていないシンの若さが、もどかしくもあり、どこか懐かしく感じてしまう部分があったからかもしれません。
延長さえなければかなり評価出来るのですが、後半のもたつきは許せないわ(笑)
もうこのドラマの続編としてのシーズン2は完全になくなっちゃったんでしょうか?個人的にはこのままそうっとしまっておきたい気もするんです。パート2ってどうしても最初よりテンションが下がるから・・・。