意識が戻ったボラ・・・「もう二度と俺のそばを離れるな」
ポケベルの番号を教えるから、憶えておいてね。オッパに連絡が取れなかったときに、私がメッセージを残せるでしょ?
病院に記者が訪ねてきたことで、テウンに留学の話があったことを知ります。数式を説いたあの論文が認められたみたい。自分の為に人生を諦めてほしくないと泣くボラ(;;)
「留学を願ったことはないし、今必要なのはボラなんだ。こんなことで争うのは止めよう」
何度も生死をさまようボラ・・・
キム会長はこの時初めてテウンに謝ります。
「君を恨んで反対したこと・・・すべて私が悪かった・・・。」
「ボラは必ず目が覚めて笑ってくれます・・・だから・・・心配しないで下さい」
「どこへ行きたい?」
「ラップランド・・・」
「そこは遠すぎるだろ」
「わかってる・・・」
最期の時が近付いている・・・。
ホテル(済州島かなぁ??)で、多分最後になるであろうひと時を過ごすふたり。
絵になるわ~。
(これはドラマ抜きにしてうらやましいと思った人も多いでしょう^^;)
本当に神様がいるのなら・・・連れて行かないでください。絶対に連れて行かないでください。
どうしても連れて行かなければならないのなら・・・・その時は・・・許してください・・・。
発作が起きるたびテウンは生きた心地がしない・・・ボラの寝顔を見つめては
「ゆっくりお休み・・・明日、会おう・・・必ず会おう。」
「もし私が死んだら・・・オッパはもしかして・・・」
「お前は絶対死なないよ。絶対に・・・
明日はデートしよう。きれいに着飾るんだぞ」
ごめんね。たくさん思い出を作ることが出来なくて・・・ずっと一緒にいることが出来なくて
私が先に去ってしまうこと・・・ごめんね。
ボラ、愛してる。お前のおかげでたくさん笑ったし、お前のおかげで幸せだった。
そして、眠る様に逝ってしまったボラ・・・。
テウンは留学が決まるが、ラップランドへの飛行機を予約する・・・会いたい人がいるからと、片道切符を買い求めるのですが・・・
ジムに帰ると、ドンナムから宅配便が。生前ボラに、テウンに必ず渡してくれと頼まれたものだと。
オッパががいつ頃このメッセージを聞くようになるかしら。その時私はどこにいるかしら。
私は・・・そう、多分私はラップランドにいるわ。
一緒に行くという約束、守ることができなくてごめんね。でも、悪いと思わないわ。
いつかまた、会えるから。
そして・・・オッパが私に言ってくれた言葉を返すわ。
いくら逃げたくても、絶対に死なないで。逃げないで。
そして、生きて・・・生きているほうがいい。
3年後、留学を終え、数学者として名を成したテウン。講演会には、キム会長も姿を見せます。
数学が好きな理由ですか・・・昔私が愛した人が同じ質問をしました。
その時は、答えがあるから好きだと言いました。しかし、今考えて見れば・・・ 答えの有無は重要ではないようです。
私が数学が好きだった理由は・・・ 幸せだったからです。 答えがあって幸せだったのではなく・・・ 答えを捜す過程、そのものが私には幸せでした。
大学のあちこちで、ボラを探してしまう。
バスケットコートで、誰かに呼ばれたような気がした・・・
ボラや・・・俺は・・・何を見たんだろう・・・
この目を開いた時・・・・君がいないとしても、もう俺は・・・逃げない。
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予想に反して、テウンの死は避けられました。1話のシーンはボラの予知夢ということかしら??9日にスペシャル番組がありましたので、それを見てから完走の感想(シャレのつもりでもないけど^^;)をしつこくアップするつもりです。