個人的に好きなシーンです。駄々をこねるヒス(^^;)
そりゃあ、実は自分の母親は失踪した叔母だと知ったのですから、探さずにはいられません。父親が出した広告だと思ってるし・・・早く出国させたいハウンですが、母を思う気持ちは痛いほど分かりますから・・・1週間だけ猶予を与えることに。
ハウンは、ヒスには父を知って欲しくないとチョン社長に話していました。それが最高の復讐になるはずですが、ヒスはあまりにも純粋すぎたんですねぇ・・・ハウンが最後まで復讐を遂げられないだろうというチョン社長の言葉は、やはり的を得ていたようです。
そうこうしているうちに本物のスティーブン・リー登場。出国を迫られるヒス。
カンジュは、パク・ヒスがテジュンの息子である事を知ります。それは・・・事件との関わりをも示すわけで・・・。絶望するカンジュ、ひとり飲むしかないのよね(;;)こんな時シニョクがいたら、そばにいてくれるのに。
テジュンもまた孤独な人だったのね。一緒に飲む相手すらいない・・・思いついてヒスを呼び出すテジュン。ここで、本音が出てくる・・・。
「後悔しないように行きなさい。道を誤ったと思ったら、その場で引き返すんだ。
戻りたくても戻れなくなる前に。」
彼が道を間違えたと気づいた場所は、どこなのでしょう。ゴナを殺そうとした時?ハウンを殺そうとした時?
あるいは・・・ミン・スヨンを捨てた時でしょうか。
インチョルが黒幕と知り、すべての事件と関わっていた可能性を疑うハウン。
班長は、何とか思いとどまらせようとするのですが・・・
「正当なやり方で、ソハウン刑事として彼らに罪を償わせて欲しい。」
「時効が成立した今、正当な罪の償いなどありえません。
そして何よりも我慢ならないのが、あの男が母の夫で、妹の父親だということです。」
ここまで言われたら、班長にも止めようがありません。
ウナなら、彼を止められるのかと期待したけれど・・・。
「灯台を見に行こう。今すぐに。カンヌンで3人で暮らそう」
ウナは必死に説得しますが、ハウンは悲しそうな顔で、抱きしめる・・・・
ぎゅ~って抱きしめてましたね(;;)キスシーンなのに泣けるってどうなのよぉ~(;;)
ハウンも気持ちが揺らいできていることは確かなのにね。
アン秘書にあまりにもストレートな質問(^^;)
「君ならどうする?
弟を殺した人間が目の前にいたら、その人間を憎むことが母と妹を苦しめることになるとしたら
・・・その人間を許せるか?」
「・・・出来ないでしょう。でも、僕の母や妹が苦しむのなら、許すしかありません。
今生きている人間の方が大事ですから。」
「真実を知らないまま嘘の人生を歩ませろと?」
この時、しっかりとハウンの顔を見つめるアン秘書の何と頼もしかったこと!彼の言葉には説得力があるわ。インチョルも氏ニョンを留学に出そうとしている事を知り、アン秘書の言葉を思い出すのですが・・・。
サングクも、事件との関わりを知ったジヌに初めて本音を漏らします。
「お前の父は人生を誤った。息子に残せるものもない。」
あんなに強行に事を行ってきたサングクですが、立ち止まり振り返った時に、やはり息子に同じ道を歩ませたくなかったのでしょうか。
この時まだ気づいてはいませんが、ジヌ秘書によって会社の裏金情報を盗まれ、本物のスティーブン・リーの登場により香港への送金も行方が分からなくなり・・・ついに倒れるサングク。
ようやくテジュンとサングクは、自分たちの罪の深さを初めて口にしました。権力や立場を守ろうとするあまり道を踏み外していたことに気づくには、20年もの歳月がかかったなんて・・・。
いよいよ来週、最終話を迎えます。
あああ~これ以上口を開くのはやめよう(^^;)